転職目的を明確にしたうえで現職継続も踏まえて「転職するか?しないか?」をいま一度考えてみましょう。
①転職するか?しないか?をよく考える
実際に転職先で働いてみないと転職に成功したかどうかわからない事があります。
転職先に満足できれば良いですが、「転職しなければ良かった…」と後悔することもあるので、転職前にいま一度「転職するか?しないか?」をよく考えて下さい。
⑴転職目的を考える
転職を考えたら転職目的を明確にしたうえで転職するかしないか判断しましょう。
まずは転職理由(なぜ転職したいのか?)と転職目的(どうなれば転職が成功したと言えるのか?)を具体化してみましょう。
例1)給料が安い[転職理由]
➡︎給料が高い会社に転職[転職の目的]
例3)休みがない(月休み4〜6日)
➡︎完全週休2日の会社に転職
例4)ノルマがきつい/仕事が合わない
➡︎ノルマのない得意分野の仕事に転職
例5)人間関係や職場環境が悪い
➡︎人間関係や職場環境の良い会社に転職
例6)アルバイト・契約社員なので不安定
➡︎転職して正社員になる
例7)他の職種に就きたい
➡︎事務職から営業職に転職
例8)大手企業で働きたい
➡︎中小企業から大手企業に転職
例9)仕事にやりがいを感じない
➡︎やりがいを感じられる仕事に転職
⑵現職継続も検討してみる
転職すれば全ての希望が必ず叶う訳ではありません。
現職の不満を解消して現職を続けることも考えてみて下さい。
[現職の不満解決を試みる]
◎方法⑴
→上司や幹部に相談して解決を試みる
◎方法⑵
→自力で良い状況になるよう努める
※給料、休み、ノルマ、人間関係、職場環境などを解決するのはかなり難しいですが、少しでも改善して現職を続けることも考えて下さい。
②「転職しない」という判断
いろいろ考えた結果、転職しないで現職を続けるという判断もありです。
③「転職する」という判断
転職すると決めたら「現職で転職活動する」または「退職して転職活動する」のいずれかになりますが、現職で転職活動することをおすすめします!
⑴現職転職のメリット/デメリット
[メリット]
◎生活費の心配をせずに転職活動できる
◎時間をかけて希望求人を探せる
◎内定時に強気の交渉/辞退ができる
◎自分の市場価値がわかる
◎転職先が決まれば現職の慰留を断れる
◎社会保険手続きを自分で行わずに済む
◎転職をやめて現職継続も選択できる
[デメリット]
◎現職多忙で転職活動の時間が取れない
◎求人検索や面接対策する時間がない
◎面接の日程調整が難しい
◎急募求人で早期入社が難しい
◎スキルアップや資格習得の時間がない
◎引継ぎや入社日調整が大変な事がある
⑵退職転職のメリット/デメリット
[メリット]
◎転職活動に集中できる
◎求人検索や面接対策などが十分できる
◎複数企業の面接が重複しても対応できる
◎資格を取得する時間がある
◎失業手当や早期再就職支援金などがある
[デメリット]
◎早く転職しないと生活が困窮する
◎足元を見られて内定条件が悪くなる
◎条件を妥協せざるを得ない状況になる
◎離職期間が長いと書類選考落ちが増える
◎不採用が続くと先が見えず精神的に辛い
※退職後に転職活動する場合は3ヶ月以内に転職を決めるようにしましょう。
(離職期間が3ヶ月を超えると書類選考や面接が厳しくなります)
④まとめ
(大変だがメリットは多い)
★退職後の転職はリスクが高いので避ける
(生活不安や内定条件が悪くなる)
★転職せずに現職を続ける
(現職の不満を改善して働き続ける)
以上