転職は、転職エージェント・転職サイト経由の応募や企業ホームページからの応募以外にハローワークから応募する方法もあります。
※厚生労働省のホームページでは、
『ハローワーク(公共職業安定所)は、民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担う、国(厚生労働省)の機関です。ハローワークでは、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています』
と紹介されています。
①ハローワークとは
一般的には「職安」と呼ばれる「公共職業安定所」(全国500カ所以上に設置)のことで誰でも無料で利用ができ、雇用に関する対策や手続き(求人情報の閲覧、応募、職業相談、応募書類添削、面接指導など)などを行なっています。
②ハローワークの利用・応募方法
⑴居住地のハローワークを探す
インターネットで「ハローワーク」や「ハローワーク 所在地」で検索すると下記の「ハローワーク等所在地情報」が見つかるので、そちらで自分の自宅近くのハローワークを探すことができます。
⑵求職申込み手続きを行う
求職申し込みの手続きは、「ハローワークに出向いて求職申込み手続きを行う」か「自宅のパソコン等から求職申込みをする」(注:雇用保険手続きをする方はハローワークに行く必要あり)のいずれかになります。
【参考資料】
◆求職申し込み手続きのご案内
URL:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/app_entryguide.html
出典:ハローワーク
⑶求人を探して紹介状を受け取る
求人に応募するには、ハローワークから紹介(企業への紹介=応募)が必要となります。
※応募したい求人があれば、窓口職員に紹介状を発行して貰い応募します。
⑷面接を受ける
紹介状と応募書類(履歴書・職務経歴書)を持参して面接します。
URL:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/enterprise/important_notice.html
出典:ハローワーク
③ハローワークのメリット
・誰でも無料で利用できる
・地域企業の求人が多い(家の近くで働きたい人向け)
・応募条件さえ満たしていれば簡単に応募ができる
④ハローワークのデメリット
・転職活動は平日8:30〜17:15に限定される(基本的に土日祝休み)
・求人の情報が少なく会社概要・職種・給料などの待遇がわかりにくい
・小規模企業ばかりなので給料が安く待遇が良くない傾向がある
・ブラック企業が含まれている可能性がある(無料で求人掲載できるため)
※ハローワークは無料で求人掲載できるため、求人票と実際の労働条件が異なる場合があるでの面接や入社前に必ず詳細条件を確認しましょう。
⑤ハローワークと転職エージェント・転職サイトの併用
ハローワークは、前職を離職して失業手当(雇用保険の失業保険)をもらうために利用している人か仕事内容・給料などにあまりこだわらず家のすぐ近くで仕事を探している人が多い傾向があります。少しでも条件の良い企業を探すならハローワークと転職エージェント・転職サイトの併用をおすすめします。
以上