元キャリアアドバイザーの転職ガイド(初心者向け)

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《転職コラム》企業ホームページから応募する

転職活動は、転職エージェント転職サイトからの応募以外に企業ホームページから応募(直接応募)する方法があります。

企業ホームページからの応募(直接応募)とは、転職エージェントや転職サイトを介さず、企業ホームページの「中途採用ページ」よりエントリーまたは応募に必要な書類(履歴書・職務経歴書など)を応募企業に郵送する応募方法です。

 

①直接応募のメリット

企業への志望意欲が高く熱意があると好印象を持たれる

転職エージェントや転職サイトなどを介さず、あえて直接応募したことで「志望意欲が高い」と企業に好印象を持たれるケースがあります。

 

企業側の採用コストが節約できるので直接応募が有利になる場合もある

転職エージェントや転職サイトは手数料や広告費がかかるが直接応募は費用がかからないので募集条件にマッチした人材であれば直接応募が有利になる場合がある。

 

②直接応募のデメリット

採用率が低い(企業にもよる)

直接応募は募集条件を満たしていれば応募が可能なため、大手や有名企業であるほど多くの人が応募するので採用率が低くなる傾向があります。

 

求人内容が不明瞭

企業ホームページの採用ページは、転職サイトや転職エージェントのように求人内容の詳細が明記されていないケースが多々あります。

※(例)募集内容が「募集職種:企画総合職/必須条件:法人営業職(経験2年以上)、◯◯関連業務経験あり/年収:◯◯◯万円/福利厚生:各種保険、交通費支給/休日・休暇:土日祝日、夏期休暇、年末年始」だけで具体的な仕事内容や求める人物などの詳細情報がない

 

企業とのやりとりはすべて自己責任

応募後の企業とのやりとりは全て自己責任で行う必要があります。

※直接応募は、転職エージェントや転職サイトに比べると企業からの連絡遅かったり、連絡がなかなか来ないことがあります(人事担当が多忙で大量の直接応募に対応しきれていない)。

 

③直接応募の注意点

メールや電話のやりとりも評価対象となるので注意!

直接応募は、企業の担当者と直接メールや電話でやりとりをするので、やりとりの内容や言葉遣い、マナーなども同時にチェックされます。

 

業務内容や年収などの雇用条件を必ずチェックしよう!

求人内容が不明瞭な場合が多いので、職種、業務内容、年収、雇用条件、休日などを面接または内定時に必ず書面(労働条件通知書)で確認しましょう!

※内定条件通知などの書面で確認をせずに「口頭で条件を確認」しただけだと、入社後に「聞いてない」「言った言わない」などのトラブルになります。

 

企業研究をしっかりやりましょう!

求人内容が不明瞭なことが多いので、必須スキル・経験、求める人物像などを含めて企業研究をしっかりして応募書類や面接でどのようにPRすればよいかイメージしましょう!

 

長期間募集している求人に注意!

長期間募集している求人は、なかなか人が集まらない、すぐに辞めてしまう可能性が高いので注意しましょう!

※長期募集している求人の応募を検討している場合は、口コミサイトなどで企業の評判を事前にチェックして下さい。

 

以上